ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

2015-01-01から1年間の記事一覧

『逃亡者』というTVドラマ

家庭に一台の白黒テレビの時代に『逃亡者』というTVドラマがあった。 一家だんらんに偏見を埋め込んでいたわけ。 「片腕の男」で思い出すのはこれなんです。おそらく、この放送禁止用語もどきのせいで、懐かし番組として再生されることはマレなのでしょう。

素数ギャップを評価してみる

素数と次の素数の差分を素数ギャップと呼ぶ。2と3では1。これは例外で、3と5、5と7などの2が多い。これが双子素数と呼ばれるペアになる。 素数はMathematicaではPrime[i]で呼び出せる。i番目の素数だ。至極簡単でかなり早い。 こうして、Prime[i]と…

Map と Apply

Mathematicaでリストを使いこなすためには、MapとApplyを知っておく必要があります。でも、この両者を使い分けるにはかなり詳細なリストの構造を知っておくことをお勧めします。 まう、Apply ApplyはHeadを書き換えます。 mylist = Range[100] Map[f, mylist…

球面リサージュ曲線のコード

三次元の球面上をさまよう曲線のパラメトリックな生成をManipulateで実装する。 これは球面の1変数の媒介変数表示です。 x=Cos[q/p t + s ] Sin[r t + s] y= Sin[q/p t + s] Sin[r t + s] z= Cos[r t + s] Mathematicaではワンセンテンスで書き下せます。 M…

混ぜもの雑種文化の活力

家族がフクロウカフェに行った。見回してみると風変わりなカフェが出現している。その変異の多さを見ていて、これも菓子パン同様な現象だと感じた。 参考のために有名な紹介サイトから引用しておこう。 「東京のユニークな「体験型カフェ」33選」 ハンモック…

ドローンによるテロの可能性

伊勢志摩サミットでの警戒事項としてのメモ。 現状の無人機=ドローンの性能を評価しておこう。 たとえば。このサイトを参考にすると 航続距離は80ー100キロである。ペイロードが30kg。速度は時速40キロ。 ドローンに爆発物を搭載して自爆攻撃が…

栄観寺(えーかんじ)

栄観寺 えーかんじやな。そんなお寺さんはあるやろか?

暗闇でつまずいてる!

『Dancer in the dark』 段差があったからつまずいた!

歌詞のない国歌(anthem)コレクション

歌のない国歌の幾つかの国がある。あるいは「あった」というべきか。アラブ首長国連邦(UAE)だけだ。 うーん、立派で勇壮だけどアラブの雰囲気がないような気がする。 ロシア、カタール、クウェート、イエメン、ブータン...かつては無言歌だった国は歌詞…

信用の無際限な膨張の意味するもの

かつてローマ帝国がその統治範囲を拡大したのは、経営主体(ローマの有産階級)の生産手段(労働、土地、資本)を増殖させるためだったろう。 富国とは領土拡大にともなう生産手段の増強であり、その生産物は領土拡大自体(軍需)や移住/人口増(民需)に費…

Alexander Mosolov 選集

「飛んで火にいる夏の虫」の四季

「飛んで火にいる夏の虫」の四季おりおりのバージョンを試作した。跳ねて巣立つや春の虫 飛んで火にいる夏の虫 死んで消えゆく秋の虫 悴み干からびる虫の殻

「猫だまし」問題での保守対リベラル

大相撲で横綱が猫だましなる奇手を使ったことでケンケンガクガクが起きている。反対と賛成に分かれての議論を読むと、どうやら、これは「保守」対「リベラル」の図式になるようだ。 「保守」は品格をいい、横綱はこんな軽い技を使うべきではないという。「リ…

1860年のスペインの皆既日食の絵記録

皆既日食は太陽の異貌が出現する稀有な機会だ。 1860年のスペインで観測された皆既日食の記録は、なかでも研究者たちを悩ませてきた。 図の右下にとぐろをまく異貌のコロナが出現しているのだ。 これは何か? 個人の幻覚か、夢か? これがCME(Coronal M…

雅楽と朝鮮文化

朝鮮通信使が徳川第五代将軍の折に来日した。1711年にその対応に関わったのが新井白石。そこで彼はその学識を総動員した。 なかでも雅楽(高麗楽)を演じさせたことは記録に残る。それを観じた通信使たちは、彼らは当時の最高クラスの知識人なのだが、感歎し…

一文字違いで意味が大変なことに

マライヤ・キャリーがマラリア・キャリーに

クワインの思想

アメリカの現代哲学の主流は論理実証主義から別れでた「言語哲学」だ。それが日本でも受け継がれて、科学哲学系や言語哲学系の学者が存在感をもっている。 クワインはそのお陰もあり京都賞を晩年に受賞している。さて、このクワインの思想を簡単にしかも自分…

ミクの長ネギの理由

これは自分の仮説でありますが、「Hatsune Miku sings "Ievan Polkka" 」の長ネギの人気のワケを説明したい。 この動画はミクの投稿動画の人気の火付け役となった。2007年9月4日のニコ動がきっかけだ。 いまでは1000万アクセスを誇る。 海外のオタク系人…

尾張浅間神社

菊名の雰囲気ありな洋食屋さん

サンロードジャンル:洋食住所: 横浜市港北区菊名6-1-11このお店を含むブログを見る | (写真提供:ムロさん) 菊名で日本一のレストラン。 理由はきくなの美味しい洋食屋。

セキュリティと生体防御の類比 思いつきメモだ

暗号化による「他者侵害」への防衛行為はIT業界ひいては企業にとって死活問題になっている。 この存在様式は生物学的に普遍性があるのではないか? かつてコンピュータウィルスが実在のRNAウィルスと類似しているという指摘があった。 暗号化による符号化と…

大昔のTDL入場券

デザートのなかのメロディ

フッサールは何を死の床で見たか

現象学の始祖フッサールは死の床で看護婦に「いま素晴らしいものを見た。書くもののを」といいつつ息絶えた。 ここで ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』のラストセンテンスは多くのことどもを連想してみるのは悪くないだろう。 「語りうるものについて…

武満徹とタルコフスキー

武満徹と映像作家のタルコフスキーの精神的交流を示すコンテンツ

危ないEU

FIFAの汚職といいVWの不正ソフト問題といい自分に甘く利権を貪るヨーロッパ連合の構図をさらけ出した一年だった。 国家をまたがる不正、非正義であったのが象徴的でもなるが、気にかかるのは両方とも内部告発でもなくヨーロッパの司法組織の摘発でもないとい…

ようやくと、レベル11

栄光のイレブン

決められない議会の光景

カール・シュミットはナチの御用法学者という汚点を持ちながら議会制民主主義の限界についての優れた見解のゆえに、アクチュアルな人物だ。 彼は出来立てのワイマル共和国の議会制民主主義にさじを投げた。この議会は危機に際して空転するばかりであったが故…

文明レベルでの無常迅速、生死事大

世界の政府や企業などが、のらくら環境問題を先送りしているうちにそれらが雪崩をうって加速する。南極大陸、北極海やグリーンランドなど地球儀の地図でも識別できるほどのスケールで氷床が消失しているのだ。 現世の株価や地価、景気や売上に気を取られてい…

事象の地平線とは 今世界で何が起きているか

世の中で起きているホットな事象、それらをつなぎ合わせると「事象の地平線」となるわけだ。 これはカタカナではイベント・ホライゾンとかつては相対論的な世界像での可視的な時空を呼ぶ名称だった。 日々刻々とさまざまなニュース(事象に関する情報)が飛…