2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
愚行の世界史(上) - トロイアからベトナムまで (中公文庫)作者: バーバラ・W・タックマン,大社淑子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/12/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る愚行の世界史(下) - トロイアか…
現代文明をどう定義するかは人様々なのだろうけれど、市場原理主義による大量消費と国際金融と貿易による経済成長の仕組みは、ほぼ終末が近いであろう。 市場原理と分業化にもとづく地域差の解消は、一過性の豊かさを与えつつも資源収奪と格差を置き土産に、…
おそらくは台湾のヒトがupしたと思われる高砂族特攻隊の映像?
ホスピスケアの創始者の一人エリザベス・キューブラー・ロスの晩年は、少々寂しいものがあった。 彼女は公的な生活から引退してアメリカの片田舎で彼女の思想の実践の場となるターミナルケアの施設をはじめる。そこで直面した地元民との軋轢。エイズ患者など…
ヨコハマ・メリーをご存知ですか。 ヨコハマの伊勢佐木町のシンボル、威厳のあるホームレスの女性。白いドウランを塗りたくり盛り場に立つ異様なオールドホームレス。 先日、たまたまドキュメンタリー『ヨコハマメリー』を見て、懐かしく思うとともに、同じ…
ヒューマニズムを体現したような精神医学者は、もうはやレッドデータブックに記載される種族なのだろう。精神病の患者の人格と正面から向きあう治療はレインの死去とともにうせてしまったかのようだ。 レインは、そうした種族の最後の戦闘隊長だったといえよ…
カルト的人気のあったSF『銀河ヒッチハイクガイド』の作者ダグラス・アダムスは名うての無神論者であった。 すべて存在に対する究極の答えは「42」 ダグラスは49歳でなくなったのは別のお話しである。
CERNの発表『ヒッグス粒子の発見』は真実なのだろう。99%以上の確率だとまでしているのだ。これで「質量の謎」は解明できたことになろう。 素粒子の探求に一区切りがついたわけだ。 ここで自分のツマシイ理解と疑念をまとめておくのも悪くはあるまい。 ま…
ミャンマーの時のヒト、アウン・サン・スー・チーと日本の関係をみるには、 この書籍に準拠するのがよい。 ビルマ侵攻と同時に帝国陸軍は自国の傀儡政権の相手役となるべく人材を選び、その教練をした。 アウン・サン・スー・チーの父親はその一人であったの…
ポーランドのクラシックを思う存分、味わうがいい。シマノフスキのアルバムを昔、一枚だけ所有していたけど、今では聴き放題だわさ。 交響曲第3番は『夜のうた』だ。 楽譜pdfの入手はこちらから。 http://imslp.org/wiki/Category:Szymanowski,_Karol
シュペングラーは『西洋の没落』の第一章「数の意味」で数学史の暗示する文明の兆候というべきものを延々と述べている。 著名な歴史家で総合的な歴史を扱う主著の冒頭に数学史を論じているのは、おそらくは彼一人だろう。ドイツのギムナジウムの校長風情と揶…
ある意味、過激な舞台作品である。『青ひげ公の城』 バルトークのインタビュー(英語だよ)