ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

柳田翁の束の間の幻影

柳田国男の著作はまことに読みにくい。 事実から推論した理論や仮説というのが見え難い。著者の主張と民の発言や想像がないまぜにされている。 『年中行事覚書』のなかに姿をほんの少し見せる「ダイシ」の信仰もその一つだろう。里山を多くの子どもを引き連…

掃除機ロボットの企業は軍事ロボも製作

あの有名なお掃除ロボットのメーカーが軍事産業であるのはあまり認知されていないようだ。 かの殺人兵器、つまり平気で一般市民を巻き添えにするような殺戮用の機械を軍に提供している。 これをどう判断するかは各人によりマチマチであろう。企業なんだから…

使われない法律の処置

施行されても一回も使われたことのない法律はどう考えればよいのだろう? 無意味だから廃案にする。あるいは反乱罪とか戦争関係の法規のように非常事態のためにそのままにしておくか。 使わないとか言及されるないとか考えるのは、そもそも、そういう風な考…

ラッセル・ホーバンの『ボアズ=ヤキンのライオン』

中年男の家出小説という荒んだストーリーを夢物語に仕立て上げる人生の機織り職人芸を演じるのは アメリカの詩人小説家ラッセル・ホーバンであります。 なるほど、マイナーなSF作家かもしれないが、この作品は今なお多くの中高年オヤジにビジョナリーな気分…

数論的ボロノイ・アニメ2

数論的ボロノイ・アニメ

平面分割のアニメシリーズ 6乗和の素数判定で連続的にパラメータ変動させている。

ウニカ・チュルンに

アウトサイダー・アート的になりがちな数理パターンアウトサイダー・アート (光文社新書)作者: 服部正出版社/メーカー: 光文社発売日: 2003/09/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 69回この商品を含むブログ (54件) を見る

お気に入りChillout

建国奉仕隊の歌

紀元2600年。紀元節だ。時に大日本帝国はそのピークを迎えた。西暦1940年のことだ。 今でこそリベラルな新聞であるが、当時の大阪朝日新聞は「建国奉仕隊の歌」を 公募した。全帝国から神武天皇以来の建国の聖地を美化しようとボランティアが集まっ…

公演会での咳込み

本日のニュースで、キース・ジャレットが大阪公演で演奏中にたびたび退席。批判に対して客席からの咳込みで集中力が持続しなかったと弁明した。 何も海外のアーティストに限らない。国内でもブログで観客の咳き込みが多すぎると書いたのが炎上したと報じられ…