ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

イスラエル高官の夜の果て

イスラエルの政府高官が「ヒロシマ・ナガサキの慰霊祭」を批判したニュース。 それで思うのは、この貴重な経験がなければ、世界は第三次世界大戦で核戦争にもつれこんだろうということだ。 MADというゲーム理論からの相互完全破壊による手詰まり現象で、米ソ…

ラヴェルの歌曲

色彩感豊かな音楽というと真っ先にモーリス・ラヴェルを思い出す。 ルナールの散文詩というべき『博物誌』からの主題だ。 Le paon「孔雀」 Le Grillon 「蟋蟀」 Le Cygne 「白鳥」 Le Martin-Pêcheur 「かわせみ」 La Pintade 「小紋鳥」 スナールの書を読み…

ペケ・ミョンミョン

ペケペケミョンミョン ペケミョンミョン ミョンミョンペケペケ ペケミョンミョン

飛鳥の亀石

飛鳥時代、女帝の斉明天皇は土木好きだった。 内陸の盆地の飛鳥京まで、水路で物資を運搬し、スモールな水の都を現成させたらしい。 その痕跡がそのまま残る。1999年に出土した謎の巨石だ。亀石、猿石、酒船石という名称がそのままに奇妙なフォルムを語…

ハッスルパンチ

『ハッスルパンチ』OP 印象に残る。かなりプロレタリアートなアニメだったから。

低次唯物論

バタイユの「低い唯物論」とはなにか? グノーシス派の悪の創造主が支配する世界を信頼することだろうか。開かれ―人間と動物 (平凡社ライブラリー)作者: ジョルジョ・アガンベン,岡田温司,多賀健太郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2011/10/07メディア: 単…

尚武の民族が目覚める時

大和民族は有史以来、外圧のたびに武が文を圧した経歴をもつ。 古くは7世紀に同盟国の百済が白村江敗戦にて亡国となったとき。天智天皇と天武天皇の二代で防人だの、国史編纂だのを断行し、国家意識を覚醒させた。 12世紀の二度の元寇は鎌倉武士により防ぎき…

猪苗代町のオンバサマ

福島県は猪苗代町の「関脇」という場所にオンバサマという信仰の地がある。関脇優婆夷堂が正式な名だ。安産祈願を地元の人びとがする。 柳田国男が追求した「関の姥神」の例がここにもある。有名な例ということで千葉県君津の関村の姥神を柳田翁は引用する。…

Percy Faith and His Orchestra - The April Fools

女性の笑い方

戦後までの小説を読むとたいがいの女性は「オホホホ」と笑うようだ。 女ことばが消えてから久しいが、笑い方も一変するのであろうか? 小説から女性の笑いの擬音を取り出してみよう。小野佐世男『エキゾチックな港街』 佐世保へいらっしゃるんですって、佐世…

ラビュタのヴァルスとは違います

ラヴェルのピアノ曲 ヴァルスとは仏語のワルツ。オーケストラのためのピアノ・ワルツだよ。