ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

見世物小屋の文学誌

明治から昭和初期にかけて、『見世物小屋』という大衆娯楽は前近代、いや江戸時代の余韻を残しながら日本の裏面を保存しつづけていたようだ。 それを小説家たちの記載から拾いおこしてみよう。直木三十五の大阪の記憶から始める。場所は千日前だ。 渋川特務…

無力な解析力学

究極の円形脱毛症とはどの程度の脱毛範囲が拡大しているか

大化の改新前の蘇我氏は大忙し

ただの地口であります。

不幸せだけど楽しい家庭はあるか

誰しも「幸福な家庭」=楽しい家庭だと思い込んでいる。しかるに「不幸せだけど楽しい家庭」はあり得ない状況ではあるまい。 家庭の幸福作者: 太宰治発売日: 2012/09/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る幸福の人類学 -クリスマスのドイツ・正月…

ドストエフスキーの作品名からなる逸話

彼女は己を愛して過ぎているので、彼にとっては「悪霊」のような存在である、彼女は彼以上に「貧しき人びと」ではあるが、あまりにも「賭博者」的であるので、「永遠の良人」となることもできない。あるいは「カラマーるぞの兄弟」が乱入して、家庭内暴力に…

ドストエスキーも〜

周辺民族、例えばイヌイットにはドストエフスキー的な人物は生まれてこないのであろうか? セドナの神はそうした実存を許さないのであろうか?