ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

書かれざるコンテンツのタイトル

ボルヘスの『バベルの図書館』にしかない書物だろうか。「パリのかぐや姫」 「虫けら天使」 「読むまで死ぬな」 「懐かしい戦争犯罪」伝奇集 (岩波文庫)作者: J.L.ボルヘス,鼓直出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1993/11/16メディア: 文庫購入: 32人 クリッ…

本日の気付き 無駄なモメごと

ローマ帝国のもとではじめられたキリスト教の教義を決める公会議、例えばラテラノ公会議やニカイヤ公会議などは国際標準化機構など国際的な条約を決める手順にその形式を伝えている。 ちなみにローマ帝国治下での公会議(歴史で最初の全教会規模の会議)は8…

小田原 だるま料理

小田原の街並みのなかに埋もれるようにしてある由緒ある料理屋さん。 良心的な盛り付けと良味、それにレトロな建物が三拍子そろった料理屋。だるま料理というと達磨を煮て焼いて食うかのイメージを持つかもしれないが、縁起をかつぐ店の名称だろう。大正レト…

江戸期の家畜減少の件

歴史人口学での指摘であるが江戸時代を通じて、馬や牛なのど家畜数が減少する。 速水融によればこうだ。 人の数と家畜(ここはほとんど馬)の数の比率が大きく変化したことである。つまり、人口は増えるが馬の数は減っている。十七世紀には平均して人口二十…

そろそろ憤れ 敗戦国の国民

かつてベストセラーとなった『世界の日本人ジョーク』から、象徴的な笑い話を。 各国の政治家が集まって「どうしたら日本を怒らせることができるか」について話し 合った。 中国の政治家が言った。 「我が国は潜水艦で日本の領海を侵犯した。それでも日本は…

まだまだ続く、日本人の底力

近年勃発した貿易摩擦では中国のレアアース問題がある。 レアアース需要国である日本はネオジム磁石など小型モーターやLED部品などでレアアースが生命線になるメーカーが多い。そこに目をつけた中国が一方的な輸出制限、すなわち値上げを宣言したのだ。 日本…