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 ローマ帝国のもとではじめられたキリスト教の教義を決める公会議、例えばラテラノ公会議やニカイヤ公会議などは国際標準化機構など国際的な条約を決める手順にその形式を伝えている。

 ちなみにローマ帝国治下での公会議(歴史で最初の全教会規模の会議)は8世紀まで7回行われた。後半三回は東ローマ帝国治下の時代と場所になる。

第1ニカイア公会議 (325)
第1コンスタンティノポリス公会議 (381) ·
エフェソス公会議 (431)
カルケドン公会議 (451)
第2コンスタンティノポリス公会議 (553)
第3コンスタンティノポリス公会議 (680–81)
第2ニカイア公会議 (787)


 つまりは、現在の国際的な決めごとはすべてキリスト教の伝統の延長上にあるように思える。また、ヨーロッパがその先駆け的役割を果たしたことは自明なことになる。