ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

ドローンによるテロの可能性

 伊勢志摩サミットでの警戒事項としてのメモ。
現状の無人機=ドローンの性能を評価しておこう。
 たとえば。このサイトを参考にすると
 航続距離は80ー100キロである。ペイロードが30kg。速度は時速40キロ。
ドローンに爆発物を搭載して自爆攻撃が可能な性能である。爆発物ではなく、化学生物兵器を搭載してもいいだろう。むしろ、そのほうが危険だ。

賢島は幾重にも入り組んだ入江のなかの島である。ここの建造物に対してドローン自爆を仕掛けるとするとテロリストはどのような方策を講ずるだろうか?
 テロリストどもがどのような地点から操縦するかが眼目となろう。

 英虞湾の海上からの遠隔操縦だろうか?
それは難しいだろう。洋上警備は抜けもれなく配備されるだろう。むしろ、リアス海岸であるから、閉鎖しやすいだろう。

 海中から潜航して近づこうとするだろうか?
操縦装置の仕様にもよるが海水に濡れた操縦装置は信頼が置けないだろう。しかも、ここでも海上保安庁は対策を講ずるだろう。潜航艇もしくは潜水夫はソナーで探知可能だ。

 そうなると賢島全体を見通せる場所からの操縦をテロリストは考えることになる。
日本のGISで場所の選考は可能だ。
全国整備されたフリー10mメッシュのダウンロード

 これらの地点に監視カメラなどの警備措置をとればいいだろう。

ここまでは対策可能な範囲だろう。
 問題は自前のGISを備えた自動操縦装置搭載のドローンだ。こうしたドローンは市販はされていないが、経験のある組み込みシステムのエンジニアと空力設計エンジニアなら
自作できてしまうのではないだろうか?
 そもそもスマホは感度の高いGPSを持っているので、スマホ(これが操縦アプリとなっているドローンが多い)を利用すると簡易的な自動操縦カミカゼドローンができてしまう。
 その対策はどうするのだろうか?
サミット当日は地域の携帯用電波およびGPS信号をジャミングするいかないだろう。