ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

1860年のスペインの皆既日食の絵記録

 皆既日食は太陽の異貌が出現する稀有な機会だ。
1860年のスペインで観測された皆既日食の記録は、なかでも研究者たちを悩ませてきた。
図の右下にとぐろをまく異貌のコロナが出現しているのだ。

 これは何か?
個人の幻覚か、夢か?
 これがCME(Coronal Mass Ejection)という巨大なスケールの太陽風の噴流と判明したのは近年のことだそうだ。