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雑草のような雑念と雑考

雅楽と朝鮮文化

 朝鮮通信使が徳川第五代将軍の折に来日した。1711年にその対応に関わったのが新井白石。そこで彼はその学識を総動員した。
 なかでも雅楽高麗楽)を演じさせたことは記録に残る。それを観じた通信使たちは、彼らは当時の最高クラスの知識人なのだが、感歎したそうだ。
 趙秦億が正使であったが「誠に両国千古の盛時」と讃えたという。
「陵王」「納曽利」はすでに李朝には伝承されていなかったようだ。


江戸時代の朝鮮通信使 (講談社学術文庫)

江戸時代の朝鮮通信使 (講談社学術文庫)

陵王