朝鮮通信使が徳川第五代将軍の折に来日した。1711年にその対応に関わったのが新井白石。そこで彼はその学識を総動員した。
なかでも雅楽(高麗楽)を演じさせたことは記録に残る。それを観じた通信使たちは、彼らは当時の最高クラスの知識人なのだが、感歎したそうだ。
趙秦億が正使であったが「誠に両国千古の盛時」と讃えたという。
「陵王」「納曽利」はすでに李朝には伝承されていなかったようだ。
- 作者: 李進煕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/08
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陵王