3月になってからの米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻から、アメリカの金融不安が世界に飛び火しようとしている。前回のリーマンショックは2007年だっから、15年ぶりの恐慌になる。2007年から2010年までを世界金融恐慌と呼ぶようだ。
その前に、いわゆるインターネットバブルがあった。1990年から2000年にかけての不況だった。
IT系のビックテックの不振が金融不安に結びついたのだから、インターネットバブルと似てはいるようだ。稼ぐ原動力が息切れしたのだから、しょうがない。
興味深いのは、グローバル経済をほぼ10年刻みで激震が襲うようになったことだ。
それはともかく、経済恐慌のたびに、社会構造が不安定化していくように感じる。
誠に、困ったことだ。