我が国の理学書もそれなりに充実してきて、素数だけを取り上げた書籍というのも幾つか出揃ってきた。
差し当たり決定版であるのはポメランスとクランドールのこの本。
- 作者: R.クランドール,C.ポメランス,和田秀男
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 単行本
- クリック: 32回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
本日届いたばかりだ。故和田秀男教授の監訳である。和田秀男氏の代表作はこれだ。BASICからこの世界にエントリーした人も多いであろう。
- 作者: 和田秀男
- 出版社/メーカー: 遊星社
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
リベンポイムのこの本は第二版が最新だ。自分のは初版だ。リベンボイムは素数だけを研究して暮らしているとしか思えないのだ。
- 作者: Paulo Ribenboim,吾郷孝視
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2001/10/20
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
また、百科事典に素数も昇格している。
- 作者: ChrisK. Caldwell,SOJIN
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2004/02/01
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
普及版であるが、芹沢正三のこの本は基本を押さえている。
- 作者: 芹沢正三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/10/18
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 89回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
寝たきりのポピュラー数学の達人であるウェルズのこの本も定番であろう。
プライムナンバーズ ―魅惑的で楽しい素数の事典 (O’Reilly math series)
- 作者: David Wells,伊知地宏(監訳),さかいなおみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
暗号以外でのリアル・ワールドでの素数の意義を体現しているのは素数ゼミなのだ。周期性をはずすために13年や17年をセレクトとしているというのはスゲエ。でもホントかなあ?
- 作者: 吉村仁
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/07/12
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 85回
- この商品を含むブログ (66件) を見る