ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

素数のライブラリー

 我が国の理学書もそれなりに充実してきて、素数だけを取り上げた書籍というのも幾つか出揃ってきた。
 差し当たり決定版であるのはポメランスとクランドールのこの本。

素数全書―計算からのアプローチ

素数全書―計算からのアプローチ

 本日届いたばかりだ。故和田秀男教授の監訳である。和田秀男氏の代表作はこれだ。BASICからこの世界にエントリーした人も多いであろう。

コンピュータと素因子分解

コンピュータと素因子分解

 リベンポイムのこの本は第二版が最新だ。自分のは初版だ。リベンボイムは素数だけを研究して暮らしているとしか思えないのだ。

素数の世界―その探索と発見

素数の世界―その探索と発見

また、百科事典に素数も昇格している。

素数大百科

素数大百科

 普及版であるが、芹沢正三のこの本は基本を押さえている。

素数入門―計算しながら理解できる (ブルーバックス)

素数入門―計算しながら理解できる (ブルーバックス)

 寝たきりのポピュラー数学の達人であるウェルズのこの本も定番であろう。

プライムナンバーズ ―魅惑的で楽しい素数の事典 (O’Reilly math series)

プライムナンバーズ ―魅惑的で楽しい素数の事典 (O’Reilly math series)

 暗号以外でのリアル・ワールドでの素数の意義を体現しているのは素数ゼミなのだ。周期性をはずすために13年や17年をセレクトとしているというのはスゲエ。でもホントかなあ?

素数ゼミの謎

素数ゼミの謎