さて、民主主義の教説にある「 民主主義国家には餓死がない」は事実であろうか?
もちろん、個人の事情によるここの餓死はあるだろう。集団的な飢餓状況は起き得ないと言い換えても良い。
戦前の専制国家での飢饉は常態化していたといえよう。社会主義国家においてはスターリン体制や毛沢東の統治下で大量の餓死者を出した。
アメリカ合衆国では、確かに、大恐慌の時代ですら、大量の餓死者を出した記録はない。他方、北**では肥えた独裁者のもとで、餓死者を出し続けている。
もし、それが歴史的に真実らしいとしても、あの「フラット化する世界」のフリードマンが唱え続けるM理論と同じように、やがて法則が敗れるであろうか?
民主主義国家は、短命であるかもしれないので、それ以前の君主制や独裁制の永い期間とは比較は難しいかもしれませんな。
毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958?1962
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