歯に関する健康やケア関連ではない読書家向けの本を参照しておく。
歯が生活にどうかかわってきたかについて思索をするための参考書といってもよい。
神津文雄 『民俗への旅 歯の神様』 銀河書房
アマゾンでも販売していない銀河書房(長野県の地方出版社、もはやない)の本。
昔の人も歯痛では悩んでいたが頼れるものは神様だけだった。
吉岡郁夫 『身体の文化人類学』 雄山閣
これは抜歯の風習を取り上げている。縄文人も抜歯していたようだ。
- 作者: 吉岡郁夫
- 出版社/メーカー: 雄山閣出版
- 発売日: 1989/12
- メディア: ハードカバー
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もっと本格的かつ専門的に歯に関する風習を研究しているのは著名な人類学者によるこの本だ。
埴原和郎 『歯と人類学の話』 医歯薬出版株式会社
- 作者: 埴原和郎
- 出版社/メーカー: 医歯薬出版
- 発売日: 1992/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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それを歯科医学史というジャンルからアプローチしてみてもいいかもしれない。
中原泉 『歯科医学史の顔』
- 作者: 中原泉
- 出版社/メーカー: 学建書院
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
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最後に歯の治療の人間科学というジャンル。
クローチャ 『歯科医療 人間科学へのいざない』 医歯薬出版
- 作者: G.Kent,R.Croucher,新庄文明,山崎久美子,俣木志朗
- 出版社/メーカー: 医歯薬出版
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
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