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雑草のような雑念と雑考

擬音語の多さ 

 擬音語が多い、日本語のような言語は古代語に近いのではないか。
ルソーの『言語起源論』でも擬音語を古さの徴と記している。
小鳥の囀りのようなものから言語が始まったのなら、それも頷ける。
そして、和歌や俳句のような詩歌活動が国語の伝統であったのも、それを裏付けているようでもある。

言語起源論――旋律と音楽的模倣について (岩波文庫)

言語起源論――旋律と音楽的模倣について (岩波文庫)

擬音語・擬態語辞典 (講談社学術文庫)

擬音語・擬態語辞典 (講談社学術文庫)

露伴先生も『音幻論』で擬音語を論じておられる。

露伴随筆集 (下) (岩波文庫)

露伴随筆集 (下) (岩波文庫)