ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

江戸から東京へ 都市憧憬

機動警察パトレイバー2 the Movieのラスト

「一つ教えてくれんか。これだけの事件を起こしながら、何故自決しなかった?」
「もう少し、見ていたかったのかもしれんな」
「見たいって、何を」
「この街の、未来を」

 押井守の映画の第二の主人公は「東京」だったようだ。

このように時代時代で、この俗臭のただよう大都会に偏愛を感じた人々がいた。

成島柳北(なるしまりゅうほく)著の随筆「柳橋新誌」での江戸風俗、荷風の東京、

荒俣宏の『帝都物語』等々、歴史にもまれ、大火災や地震さらには戦災でもみくちゃに

されても生き続ける極東メガロポリスを見守る人びとが絶えたことはない。

 


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