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雑草のような雑念と雑考

ヤクザとマフィアの発生の場所

 宮崎学を読んで興味深く感じたのは、近代的暴力団である山口組が港湾労働の利権で、金と闇の権力を獲得してきたことだろうか。
 それをサヴィアーノの『死都ゴモラ』重ねあわせ、イタリアのマフィアの巣窟が港であり、場所的な共通性に感心した。
 空港ではなくて、海の港には、やはり闇の取引が横行する余地がたんとあるのだ。


ヤクザと日本―近代の無頼 (ちくま新書)

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死都ゴモラ---世界の裏側を支配する暗黒帝国 (河出文庫)

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