宮崎学を読んで興味深く感じたのは、近代的暴力団である山口組が港湾労働の利権で、金と闇の権力を獲得してきたことだろうか。
それをサヴィアーノの『死都ゴモラ』重ねあわせ、イタリアのマフィアの巣窟が港であり、場所的な共通性に感心した。
空港ではなくて、海の港には、やはり闇の取引が横行する余地がたんとあるのだ。
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