このアニメには多くのキャラ=神々が顕現したまう。死んだヒヨコたちの化身である、おお酉(とり)さま。うちの子が大好きなキャラでもある。
その他にも、ミツマタ大根の神さま、川の神さま。おおくの神々が風呂屋でみそぎをするために集う。これらの神さまたちは映画の冒頭に登場する朽ち果てた祠、石の残骸と見まごうような信仰の遺物に住まってござるのだ。
さて、キリスト教世界では「大いなるパンの神は死せり」とティベリウス帝時代に神々が消え失せてしまったという。
我が神国においては、そうした期を画する出来事はなかったため、文明開化の煽りをうけてもあちらこちらの片隅に神々は生きておわします。
再び、神々が満ち溢れる世界になるのもいいものだ。それをこのアニメでかいま見ることができる。
- 作者: キース・ホプキンズ,小堀馨子,中西恭子,本村凌二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/11/11
- メディア: 単行本
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こんなに身近な日本の神々―神道と私達の文化は、どうかかわっているのか
- 作者: 安蘇谷正彦
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 単行本
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