ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

惑星大の電磁シールドを感じる

 思えば地球上の生命は特大の皮膚で護られている。バンアレン帯のような電磁層や熱圏のような毛布、オゾン層も忘れてはならない。
なにより大気は多くの生き物に不可欠な気体である。宇宙の真空では生きていけないのだから。

 オーロラは地表から80キロの高度で繰り広げられるスペクタクルというだけではない。それは格別な意味合いがある。
 オーロラは母なる地球が太陽から降り注ぐプラズマビームから防御している、そのナマの状況を特大のスケールかつリアルタイムで映写しているスペシャルなイベントである。
 太陽面から発生した荷電粒子のカタマリは何十億キロもの距離を飛来してもその破壊力は温存される。強力な地球の磁場により

 オーロラのサウンドという不可解な、しかし、多くのヒトが報告している現象も興味をそそる。録音されたことはないが、確かに何かを、天上のオーロラとシンクロする振動を感じているのはありそうだ。ニール・デイビスの本でも章を分けて論じているほどだ。
 土星など他の惑星でも観測されているオーロラは強い惑星磁場をもつ星では、かなり普遍的な現象なのだろう。
 太陽系全体も相互に共鳴しあっている。まことに神秘的な現象ではないか。

オーロラ

オーロラ