ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

ヨーロッパの文化の香り

 つまりは昔のほうが、ヨーロッパの文化の香り、光輝ある先進文明国の高邁さを感じたものだ。それは1968年のグルノーブルオリンピックの記録映画の体験だったなあ。

 雪上を舞うスポーツ選手たちが、いかにも青春を燃焼させて輝いているかを、解説のない、スキャットだけの映像が印象的に伝えていることか。なんと雄弁に、なんと優雅に、そして芸術性を薫らせて!
 見事なものであった。現在の五輪の姿と比べると感慨深いものがありますな。