ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

TVで観る職人文化

 『お宝鑑定団』『和風総本家』『ガイアの夜明け』など一連の番組では些細な日用品から工芸品に至るまでの職人の技を紹介している。

 共通の特徴は見栄えにこだわらない職人のありのままを映像化して、それを消費者側と直結させていることであろうか。こういう番組作りはいつの頃から始まったのだろうか?
経済不調が目立ちだした1990年台後半あたりからではないだろうか?
 つまり、自分たちのよって立つところを見直す動きと無縁ではない。
日本は職人の国だといえる。天才ではなく平凡のなかに宿る美の国だと思うのだ。