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雑草のような雑念と雑考

艦これと安西冬衛の詩

 女の子を軍艦に見立てるオタクの趣味は昭和の初期の類似のタイトルの詩といかにも隔たりがあるのを安西冬衛の「現代詩」である軍艦茉莉で感じた。

軍艦茉莉(ぐんかん まり)

「茉莉」と読まれた軍艦が、北支那の月の出の碇泊場に今夜も錨をを投れていた。
岩塩のやうにひつそりと白く。

 この句で始まるゴシック系の詩は昭和4年に発表された。安西の名を呼び覚ますブロガーもほとんど皆無だろう。

 艦むすたちと遊び戯れる平成デジタルコンテンツとの精神的懸絶はいかばかりか!
あるいは『蒼き鋼のアルペジオ』のメンタルモデルの少女たちとのえにしはあるのだろうか?


あー、昭和も遠くなりにけりだ。