ランダムなメモランダム

雑草のような雑念と雑考

君たちはどう飽きるか、あるいは疎遠になる筋道

 何故か現代人は親しくなるよりも疎遠になる方が圧倒的に多いようですね。

 アメリカ社会ではすでに1990年代には自覚されていました。大きな都会だけがそうさせるだけではなく、地方のローカルコミュニティすらも人のつながりが小さくなるプロセスが進行してきたわけです。

 「君たちはどう厭きるか」なる副題をつけてもいいのが、ロバート・パットナムの先駆的研究である『孤独なボウリング』です。これは2002年の銃撃事件を扱った『ボウリング・フォー・コロンバイン』の別な解釈なのかもしれないです。